思いこみ。

第一印象で人を判断するってことは、よくある話だ。それが案外当たっているかもしれないし、当たっていない時もある。けれども、その後、普通なら、現実のその人に接して自分の判断を修正していく。
でも、不幸にして第一印象が悪かった場合、その人のやることなすこと何もかもがダメなことのようにも思える。そういう時って、その人に対する印象の枠組が悪い方へと偏って固定されてしまって、本来なら修正すべき判断も修正できなくなっていく。

自分自身ではそういう判断をしないように心がけてはいるつもりだけど、それでも、やっぱり偏った枠組で見てるなと気づかされることがある。

では他人が自分の印象を極端に偏って判断してた場合はどうか。きちんと判断してもらおうとして説明しても、その人は聞く耳も持たなかったりする。そういう時って、この人はもう理解する気がないんだって諦める方がいいのか、それともあくまで理解を求めた方がいいのか。

偏った印象で判断しようとする人に何言っても無駄だって思うのは簡単だし、説明なんて無駄な努力かもしれない。けれど、僕はそこまで割り切れない。きちんと話せばわかってくれるんじゃないか、ついそう思ってしまう。そこが、僕の甘いところであり、でも、忘れたくない気持ちでもある。