あまりに

籠もりっきりなのもちょっと参っちゃうので、押し入れにしまいっぱなしの鉄道模型を引っ張り出してモーター車を走らせるという、ちょっとしたメンテナンスをやった。

最近はめったにレール敷設しないんだけれど、ここんところ鉄道模型を見る機会が多くって、ついつい動かしたくなっちゃったもんで。この忙しいのになあ。

当初は大丈夫かなあと心配だったけれど、日本製の機関車や電車は、どれもおおむね問題なく動いてくれた。中には、もう20年くらい経っているものもあるけれど、状態も良好だし、動きも、低速走行もなめらか。

ただ、大学時代に買った、イタリアのメーカー(RIVARROGI)製の231型っていうSLだけ、いまいちご機嫌がよろしくない。ま、動くことは動くんだけど、オリエント急行の編成を引っぱって長距離運転って感じのコンディションじゃないなあ。テンダ車にモータがついてるんだけど、モータが焼けてる匂いがするし。どうも車輪が空回りしてるんじゃないのかなあ。

オリエント急行と言われてる車両はたいてい、CIWLっていう国際寝台車会社が保有していたLxクラスの寝台車を指してるんだけど、僕は荷物車も含め7両保有。1両は荷物車、1両は車番2871の食堂車。寝台車は4両で、そのうち2両がLx20型の3487という車番を持つ寝台車。1両はスペイン仕様の3543番。1両は3532番。なんかこれだけ屋根が白いんだよなあ。ちょっと気にくわないんだけど、もともとこうなのかなあ?そして最後が変わり種、ベニス・シンプロン・オリエント急行(VSOE)仕様のプルマンのバー車。僕の持ってるプルマン車はこれだけ。

ほんとは、Cote d'Azurのプルマンカーを是非とも揃えたかったんだけれど、Nでは発売されてなかったか、あるいは売り切れだったかで、結局は手に入らずじまい。

でも本物が、箱根にできたルネ・ラリック美術館の目玉として展示されてるらしい。これは是非見に行きたいなあ。