川のある風景。

で、そのゼミを途中で抜けて、東京を西から東へ向かい、松戸へ。

中央線では、テキスト読んでたり音楽聴きながら目をつぶってたりしてた。でも都心から東側って、今の僕の暮らしだとまず行くことなくって、とくに常磐線には乗る機会もほとんどない。だから車窓の風景を飽きもせずに眺めていた。僕は、車窓からみえる景色を眺めるのが好き。

で、気づいたのは、松戸のあたりって川がたくさん流れてるんだなってこと。事実認識としてだけなら、そんなの地図見りゃ一目瞭然だけど、都市の風景として川、しかも大きな川が組み込まれているって点は、ふだん東京西部に住んでる人間にとっては少なからず新鮮に思える。川沿いに街があり、丘があり、緑があるっていう風景も、なかなかいいもんだな。

仕事の帰りには、もう真っ暗で車窓からはなんにも見えなくなってた。