早めの退出は。

ここ数年、試験監督やら何やらをするときに気づいたこと。大学の試験で、退出許可時間が来るとすぐに退出しちゃう学生って、僕自身が学生の頃には「すごいなあ、もうできちゃったのか」とプレッシャーに感じていたけれど、実際監督する側にまわってみると、全部が全部そうだとは言わないけれど、出来の悪かった学生があきらめて白紙に近いまま、あるいは適当なことを書いただけで提出していく、というパターンがかなり多い。

で、最後まで残ってる学生は、できないのもいるんだけれど、よくできている学生も多いような気がする。まあ、時間いっぱい使ってるんだから、当たり前といえば当たり前だけれど、でも試験の出来としては答案の出来で見るわけだから、ちゃんと時間をかけた方がいいに決まってる。

僕は単に自信がなくて最後まで時間を使ってたタチだったんだけれど、もっと自信を持ってゆっくり答案を作成すればよかった。いまさらこんなことに気づいたって手遅れだけど(笑)

写真は

夏の旅、といっても去年のだけれど。太宰府天満宮の延寿王院。現在では西高辻家なのかな。この家、もともとは安楽寺寺官で、留守職を相承した大鳥居家。江戸時代に院号を許されて延寿王院と名乗るようになったらしい。またそのころ(だったかな?)、京都の高辻家から養子を迎え、清僧が院主になったらしい。江戸末期に還俗し、西高辻を名乗るようになった。ちなみに今の太宰府天満宮宮司さんも西高辻さん。